2016.07.19 |
iPad専用プロンプター Prompter Duo PD-100の紹介
今回は、iPad専用プロンプターPrompter Duo PD-100を紹介いたします。
プロンプターとは
さっそくですが、プロンプターと聞いてもピンとこない方もいらっしゃると思います。
わかりやすく言うとカンペです。
テレビでは、キャスターが原稿を読んだり、番組ADがスケッチブックに文字で支持を出したりしていますよね。
そのカンペをハーフミラー(片面が鏡、もう片面が透明に加工されたもの)を使用して機械的に行うのがiPad専用プロンプター Prompter Duo PD-100です。
ここからは使用方法を紹介していきます。
ハーフミラーを使用したビデオ撮影
プロンプターの使用方法は2通り
PD-100はビデオカメラによる撮影用と、スピーチ用の2通りの使用方法があります。
とはいっても台座は共通のものを裏表で使い分け、スピーチ用の場合は付属の伸縮棒を使用するだけです。
端的に言うと、これらは話す対象が大衆に向かってか、カメラ越しかの違いしかありません。いずれの場合も前を向いて話すことで、メッセージを熱く、真摯に伝えることができるのではないでしょうか。
弊社大阪本社では撮影業務も行っておりますので、撮影用に重点を置き説明したいと思います。
プロンプターに必要なもの
上の図のように、PD-100は、ハーフミラーに映った原稿を読みます。しかしそのまま鏡に映すと文字が反転してしまうので読むことができません。
そこで登場するのがiPadです。
iPadで専用のアプリを使用して原稿を反転させるわけです。反転した原稿をハーフミラーに映すことにより、正対の原稿を読むことができるようになります。
演者からの目線
レンタル館でPD-100をレンタルいただくお客様には、iPad及びリモコンとして使用するiPod touchをセットでお貸し出ししています。もちろんアプリもインストール済みですので、手間いらず、すぐにご利用いただけます。
なお、専用アプリ「Prompter Duo」はiPad専用です。Androidタブレットでは使用できません。
ただしお客様のAndroidタブレットに文字を反転できるアプリがあれば、そちらで代用することも可能です(タブレットの大きさによっては、台座に収まらないかもしれませんが)。
原稿作成アプリ(Prompter Duo)
Prompter Duoでは、直接原稿を作成することもできますし、パソコンで作成した原稿をiPadに転送して、Prompter Duoで読み込むことも可能です。
使用前にPrompter Duoでフォントサイズ、フォント色などを設定して読みやすくしましょう。スクロール速度の調整や、カウントダウンの表示なども可能です。
リモコン用アプリ(Duo Remote)
Bluetooth通信でiPadとリモコン用iPod touchをペアリングすることで遠隔操作が可能となります。
通信範囲は約10mもあるため、演者による操作(原稿のスタートや、スピードの調整)を行うことも可能です。
まとめ
プロンプターを使えば、メッセージビデオ撮影や商品説明などのナレーション収録を短い時間で終えることができるため、とても便利で経済的です。カンペを見ながら目線を前に向けることができるため、演者の負担も軽減することは間違いありません。
スピーチ用として演説、会見、発表などにもどうぞご利用下さい。
iPad専用プロンプター Prompter Duo PD-100のレンタル