2016.08.03 |
短焦点プロジェクター2機種のご紹介
今回は短焦点プロジェクター「SONY VPL-BW120S」と「NEC NP-UM330WJL」についてご紹介です。
どちらも短い距離でスクリーンに投影できる特性を持つ「”短”焦点プロジェクター」ですが、投影距離など仕様が異なります。
実際に使用した時をイメージできるように写真を撮影したので、参考にして頂ければと思います。
なお各プロジェクターが最短距離での投影となるように、スクリーンはレンタル館でお貸し出ししている60インチスクリーンを使用しています。
SONY VPL-BW120Sの投影距離
さっそく「VPL-BW120S」から見ていきましょう。
こちらの投影距離は79㎝で、およそオフィスデスク一個分までスクリーンに近づけて設置が可能です。
NEC NP-UM330WJLの投影距離
次に「NP-UM330WJL」の場合はレンズが本体の奥に設置されている為、プロジェクターとの距離は12cmと、かなり近くまで寄る事が出来ます。
写真ではスクリーンと机の間が空いておりますが、壁に接地した机に置いても、実際のレンズとの距離が46cmあれば、同様に60インチサイズへの投射が可能です。
レイアウトの自由度は「NP-UM330WJL」の方が上と感じました。
スクリーンの高さに注意
2機種とも、プロジェクターに対して上方に投影されますので、一般的なオフィスデスクに設置して使用する場合は、スクリーンは高めに設置する必要があります。
上の2枚の写真では、スクリーンを天井いっぱいまで高くしてギリギリの状態での設置でした。
しかしこの特性を生かして、以下の写真のように卓上に設置せずに使用する事も可能です。
「VPL-BW120S」と「NP-UM330WJL」を使ってみて
実際に使用した感じですが、「VPL-BW120S」は「NP-UM330WJL」ほどに近づけませんが、画質は綺麗で、設置も通常のプロジェクターと大きく変わらず使いやすい印象でした。
「NP-UM330WJL」は「VPL-BW120S」ほどの画質ではなく、近距離から投影する為か、スクリーン上方が少しボケてしまっている感じはしましたが、それでもスクリーンとの近さは魅力的だと思います。
まとめ
一般的なプロジェクターはその性質上、投影サイズを大きくするにはどうしても投影距離が必要となります。
しかし短焦点プロジェクターを使えば、距離が取れない場合でも比較的楽に大画面にすることができるため、大変便利に使うことができます。
また、大型モニターを搬入できない場所、運搬しづらい場所でも、簡単に設置・撤収が出来るため、短焦点のメリットを理解してプロジェクターを利用される方も多く、レンタル館でも大変好評となっています。
設置スペースでお困りの方は、是非、短焦点プロジェクターをお試し頂ければと思います。