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てしの機材レポート

レンタル館の機材マスター「てし」が監修する、カメラやレンズ、そのた映像機材のレビューや使い方紹介を行っているブログです。作例や使用感なども豊富に掲載しています。

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2017.05.29 |

デジタル一眼レフカメラ

なにこれ!おもしろい!!
異色のデジタル一眼カメラ SONY α ILCE-QX1L

タイトル画像

今回ご紹介するのは、SONYデジタル一眼カメラ α ILCE-QX1Lです。
ソニーさんのホームページでのカテゴリーでは「レンズスタイルカメラ」に部類されています。
レンズスタイルカメラ・・・あまり聞き慣れないですね。
百聞は一見に如かずです。まずは商品をご覧ください。

全体像(上部から撮影)
IMG_6729

少々わかりにくいと思いますので、レンズと本体とアタッチメントで分けてみます。
左から付属のレンズ、本体、アタッチメント(スマホ取り付け用)です。
IMG_6717

いかがでしょうか。本体部分の長さは約5cmです。驚愕のコンパクトさですね。
全体の長さでも10cm弱となります。(付属レンズの場合)
ちなみにセンサーはAPS-Cサイズ(23.2×15.4mm)”Exmor” CMOSセンサーです。
そして、お気付きかと思いますが、このカメラ、単体でのモニタリングができません。
スマートフォンと接続させてモニタリングする仕様になっています。

スマートフォンを装着するとこんな感じです。
IMG_6883

もうお分かりでしょうか。
本体部分が短く、レンズと同化しているように見えるため、まるでレンズ単体に見えるのです。
スマホを装着すると、スマホが一眼カメラのようにも見えます。

なにこれ!おもしろい!!まさにレンズスタイル!!ですね。

もちろんこのカメラ、レンズ(Eマウント)の交換ができます。
マウントアダプターを付ければ、Aマウントレンズも装着可能です。

ちなみに、上部には小さなストロボが備わっています。
IMG_6972

どうですか?ワクワクしてきませんか?
それでは、設定から撮影まで順を追ってご紹介します。

スマートフォンと接続手順について

※今回は筆者がiPhoneユーザーなので、iPhoneを使用しました。

先ずは、スマートフォンにPlayMemories Mobileのアプリケーションをインストールします。
上記アプリを使用してモニタリングし、画面を見ながらリモートで撮影ができるようになります。

次に本体とiPhoneをWi-Fi接続(ペアリング)させます。
※ここで言うWi-Fi接続とはインターネットに接続する為のものではなく、機器と機器を接続するということです。ネットワーク環境がなくても大丈夫なのでご安心を。
※iOS(iPad・iPhone)の場合は全て手動で初期設定が必須となります。(NFC搭載のスマホの場合はペアリングが自動で行われます。)
詳しくはこちら

IMG_6714

背面の蓋をあけるとSSIDとパスワードが書いてあるので、スマホのWi-Fi設定でSSIDを拾わせてパスワードを入力するだけです。
この設定は初回時だけでOKです。パスワードを保存してしまえば、自動的に接続します。

スマホとのWi-Fi接続が完了した後、インンストールしたPlayMemories Mobileを起動して完了です。(※アプリはWi-Fi接続が完了した後に起動しないと、うまく接続できません)

IMG_6960

設定・機能について

※詳細設定等は本体のみでは一切できません。スマホと接続し、アプリケーション上で行います。
ただし、ほぼ基本的な設定しかできません。今後のアップデートを期待したいところです。

撮影モードはプレミアムおまかせオート、おまかせオート、プログラムオート、絞り優先撮影、シャッタースピード優先撮影が選べます。

IMG_0003

プログラムオートモードではシャッタースピードやISO感度、ホワイトバランスの設定などもできますが、そこまで細かく設定することはできません。
あくまでも”基本設定”ができるくらいです。

IMG_0005

その他主な機能

  • 連写撮影・・・最大68枚までです。
  • ロックオンAF・・・被写体をロックオンしてピントを合わせ続ける機能です。
  • 動画撮影モード・・・フルハイビジョン対応。保存形式はMP4です。
  • 全画素超解像ズーム機能・・・単焦点レンズでも2倍までズームができます。

撮影について

シャッターを切るには、スマホの画面下のシャッターボタンを押すか、本体のシャッターボタンを押します。半押しでオートフォーカスです。

IMG_6975

IMG_6966

シャッターを切った直後にスマホに画像が自動的に転送されます。

IMG_0013

IMG_0016

転送には少々時間がかかります。(※ここにストレスを感じる場合は転送をしない設定にできます)
また、スマホ側でシャッターボタンを押す(リモート撮影)と若干のタイムロスがあるので、シャッターチャンスを逃したくない場合はリモート撮影ではなく、本体のシャッターボタンを直接押すことをオススメします。

尚、撮影した静止画データは同時に本体のSDカード(microSD)にも保存されますが、動画データは同時転送できません。
動画はSDカードにのみ保存されるので、転送する場合は撮影を終えてからとなります。

今回は一応、初心者の方向けのご紹介なので、プレミアムおまかせオート、もしくは絞り優先モードで撮影してみました。
また、レンズもあえて付属のSELP1650を使用しています。

基本の構えです。(スマホを装着)落下防止のため、ストラップ装着は必須です。
IMG_5860

手ぶれには注意です。
IMG_5890

スマホを本体から取れば、モニタリングしやすいので、高い位置からも撮れます。
IMG_5876

ローアングルからも楽々です。
IMG_5880

以下、作例です。

DSC01066

IMG_6807

DSC01124

ミラー

IMG_5258

IMG_5112

いかがでしょうか。付属のレンズも中々いいですよね。

もしも、モニタリングしながらの撮影に飽きてしまったら、スマホとの接続をしないで撮影するのも楽しいです。
自分の経験と勘だけを信じて撮影し、お家に帰ってどんな写真が撮れているかを確かめるという…非常に新しい楽しみ方です。ちなみに、この時の撮影モードはプレミアムおまかせオートモードにするのが吉です。

以下、ノーファインダーで撮影した写真です。

DSC01191

DSC01117

DSC01064

DSC01168

DSC01195

DSC01170

しっかり撮れているものがあるとちょっと嬉しくなりますね。多少ブレたり中心が曲がってしまっても、そこはご愛嬌ということで。

評価

・魅力(個人的な意見)
1.撮影が楽しい
写真を楽しむというよりかは、撮影を楽しめます。個人的にはノーモニターでの撮影が最高に楽しいですね。また、写真をSNSにアップして共有するのも楽々です。
2.コンパクトでシンプル
非常にコンパクトなので、いろいろな角度から撮影できますし、設定等もシンプルなので、気軽に使用できます。
・欠点(個人的な意見)
1.撮影が難しい
Wi-Fi接続でモニタリングしているため、最新のiPhoneでも若干のタイムラグが生じます。また、モニタリング時の画質もそこまで良くないので、フォーカス調節や明るさの調節などが難しです。これに関しては仕様上、仕方ないと思いますが…
2.画像転送時のレスポンスが遅め
Wi-Fi接続のため、シャッターを押してからの画像がスマホに転送されるまで、約2秒はかかります。その間、シャッターボタンは押せるので撮影はできますが、モニタリングはできず、写真も転送されません。そのため、シャッターチャンスは逃しがちになります。

まとめ

正直なところ、本気で写真を撮りたい方には本商品はオススメできません。
ふらっと散歩に出かけた時や休日お子様と公園で遊ぶ時などに、”写真”を楽しむのではなく、”写真遊び”を楽しみたいという方におすすめです。あくまでも、のんびり遊び感覚です。
スマホのカメラ性能に満足していない一眼カメラ初心者の方もですが、上級者の方でも、普段とは違う写真が取れると思うので、おすすめです。
また、撮影していると結構注目を浴びます。周囲の視線が気にならない、むしろ注目されたい願望がある方にはピッタリな商品です。
是非、一度お試しください!

レンズスタイルカメラ ILCE-QX1のレンタルはこちら
ilce-qx1l_01

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