2017.06.10 |
【MacBook Pro】対応アプリによるTouch Barの変化
Touch Bar付きのMacBook Proが発売されしばらく経ちますが、弊社でも入荷まで時間はかかりましたが、レンタルを開始することができました!
レンタル開始当初より大人気で出ずっぱりの当機種ですが、今回はこの機種の最大の特徴である”Touch Bar”について掘り下げたいと思います。
様々なアプリにおけるTouch Barの挙動
それでは、まずMacにプリインストールされているデフォルトアプリでの挙動(ほんの一部)を見てみましょう。(クリックで拡大できます)
※ちなみに、Touch Barのスクリーンショットはcommand+shift+6で撮ることができます。
Safari
タブを開くと、下画像のように開いているタブが一覧で表示されます。
指でスワイプすることで、シームレスにタブを切り替えられるので、これでタブを開きまくって目的のタブがどこに行ったかわからなくなってしまう癖のある人でも安心ですね。
カレンダー
これはかなり感動しました。
まずカレンダー.appを開くとTouch Barの表示が下のように変わります。
もう説明しなくてもわかりますよね。
スワイプすることで素早く表示されている月を切り替えられます。
先の予定を確認する際の煩わしい月送りの動作とはおさらばしましょう!
写真
旧iPhotoです。大体想像がつくかと思いますがこのような感じです。
最初はこのサイズでサムネイル表示はどうなんだろうと思いましたが、Touch Barの有機ELが思ったよりも解像度が高く、正直見やすいです。
ただ明るい場所で使用していると、もう少し明るさが欲しいと思いました。
Keynote
スライドショーを開始すると、このような表示に切り替わります。
左側の緑の丸は、現在表示しているスライドの状態を表していて、動画など重めのファイルを読み込み中の場合は赤い丸で表示されます。
右側に現在時刻が表示されているのも嬉しいですね。
Pages
フォントの形式や配置などをTouch Barから変更することができます。
また、左にある”本文”をタップすると、
このように、文章のスタイルを変更することができます。
Numbers
”数式をタップすると・・・”
このように、よく使うであろう主な関数をタップ一つで入力できます。
ちなみに、iWorks関連のソフトウェアはTouch IDにも対応しているので、パスワード付きのファイルをTouch IDの指紋認証で開くことができます。
これはセキュリティ的に嬉しい機能ですね。
GarageBand
音源を選択すると、Touch Barから各パラメータの調整ができるようになります。
Logic Pro XのTouch Barの挙動も見てみましたが、GarageBandとあまり変わらないようです。
Final Cut Pro X
さすがにApple純正ソフトウェアは完全に対応しているようです。
Adobe系ソフトウェア
残念ながら、Adobe系のソフトウェアでTouch Barに対応しているソフトウェアは今の所ほとんどありません(2017年6月現在)
ですが、自分の確認した中ではPhotoshopだけ対応しているようなので紹介します。
(個人的にはLightroomに期待していましたが未対応でした)
Photoshop
このように、ナビゲータの拡大比率やブラシの設定など、細かい設定がTouch Barに表示されるようになっています。
今はまだPhotoshopのみの対応ですが、後々他のソフトウェアも対応されるかと思います。
まとめ
急ぎ足でTouch Barに対応している主要なソフトウェアを紹介していきましたがいかがでしたでしょうか。
Apple純正のソフトウェアもいろいろ調べてみましたが、Touch Barの有効な使い方を探っているのか対応したソフトウェアが出て来るのはもう少し先になりそうです。
ただ、いろいろ使用してみて便利なのは間違いないと感じたので、早く他のソフトウェアも対応していただきたいですね。
最後に一つ、Touch Bar対応が素晴らしいソフトウェアをご紹介
最後に、僕が使用してみてTouch Barへの対応が素晴らしかったソフトウェアを一つ紹介して終わりたいと思います。
Davinci Resolve(カラーコレクションソフトウェア)
専門的なソフトなのでちょっと共感しにくいかもしれないですが、色を調整するために数値の微調整を繰り返すようなソフトウェアなので、カラーコレクション用のコントロールパネルが無くてもジョグを回すかのようにTouch Barで微調整できる操作性が非常に使いやすかったです。
ちなみに、Davinci ResolveのTouch Bar対応版はMacBook Pro(Touch Bar)の発売から1ヶ月程度でリリースされました。
サードパーティ製のソフトウェアの中でもトップクラスにTouch Barへの対応が早かったと思います。
以上、便利で様々な使い方ができるTouch Bar内臓のMacBook Pro、Touch Barのカスタマイズもできますので、是非レンタルして自分好みの使い方を見つけてみてはいかがでしょうか。
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