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てしの機材レポート

レンタル館の機材マスター「てし」が監修する、カメラやレンズ、そのた映像機材のレビューや使い方紹介を行っているブログです。作例や使用感なども豊富に掲載しています。

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2017.06.19 |

その他機材映像周辺機器

レンタル機材でゲーム実況動画は作れるのか【準備編】

タイトル

自分がやっているテレビゲームの画面を録画して、感じたままに喋りながらプレーするゲーム実況動画。
YouTubeをみてもゲーム実況動画はひとつのジャンルとして確立していますよね。

実際に実況者がやっているプレー画面をみていると「自分も同じところで苦戦した!」とか「そこはこうやってクリアするんだよ!」などとついついコメントを返してしまいたくなります。
いまや、ゲーム実況動画は実際にプレーしていないユーザーにとっても、見ているだけで楽しいコンテンツとなってきました。

ですが、実際に自分が実況者となって動画を作るとなると、どんな機材が必要なのでしょうか。
ゲーム実況をするための一般的な機材例を下の図にしてみました。

ゲーム実況に必要な機材一覧

saijo_blog001

まず、PS4などの家庭用据え置き機で実況動画を撮るためには基本的に「キャプチャーボード」と言われる機材が必要になります。
キャプチャーボードとは、いわばゲーム映像をパソコン上に映すために圧縮(エンコード)をするための装置です。
あわせて編集作業が可能なスペックを満たしたパソコンも必要になります。
それと、パソコン上に映した映像を録画するためのキャプチャーソフト、自分の顔や声を撮るにはカメラやマイクも必要になります。

……はっきり言って大変です!

ただ、上記の画像のやり方で説明したのは、ほんの一例で、ゲームを撮るためにもいろいろな方法があります。
その鍵が先程説明したキャプチャーボードになるわけです。

キャプチャーボードには主に2つ種類がある

1.ソフトウェアエンコード方式

ソフトウェアエンコードとは、ゲームの映像をキャプチャーボードが圧縮して、パソコンが変換作業をし、パソコン内にゲーム画面を表示させるというものです。
そのため、パソコン本体の処理能力が肝となるので、高スペックなPCでないと、画質が極端に下がったり、処理落ちしてゲームプレーもままならないものになります。
また、ゲームプレー最中の遅延が少ないのも特徴です。
結構安価な値段で手に入りやすいので、環境が揃っている人であれば十分でしょう。

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2.ハードウェアエンコード方式

ゲーム機からの映像をキャプチャーボード本体が直接圧縮をして、変換まで行ってくれるタイプになります。
録画したデータをパソコン内に保存するだけなので、パソコンの処理能力は必要としません。
ただ、買うとなると結構値段もするので、初期コストは大変ですが、個人的にはこちらのほうがオススメです。
外付けのHDDを付けると、そこに保存してくれるタイプなどもあります。

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レンタル機材でゲーム実況動画を作ることは可能なのか?!

さて、今回の本題に入ります。実際にゲーム機の映像を収録するにあたって、弊社で取扱いしている機材の中で使うとすれば、どれが最適なのか考えてみました。
手をかければ、より本格的な機材が必要になるわけですが、あれもこれもと揃えてしまえば予算も結構必要になりますよね。
なので、今回は“少ない機材でいかに上手く作るか”をテーマに揃えていきたいと思います。
そこで選んできたのはこちらの機材です。

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左からATOMOS Ninja Blade、PS4本体、ATOMOS SHOGUN

実際に弊社ではキャプチャーボードのような専用の機材は扱っていませんが、それと似た機能を持つレコーダー「Ninja Blade」と「SHOGUN」という機材を用意してみました。
これらを使えば、PS4の映像を簡単に録画することができるようになるはずです!

ATOMOS Ninja Bladeは、HDMI入出力に対応したポータブルレコーダー。
HDMIで入力した映像をフルHD(1980×1080)でApple ProResやAvid DNxHDに収録が可能です。240GBのSSDを付属しています。

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ATOMOS SHOGUNは4K入出力に対応したポータブルレコーダー。
端子はHDMIと、HD-SDI端子。付属のLemo/XLRケーブルを使ってキャノンからの音声入力も可能です。
480GBのSSDを付属しています。

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次にマイクです。
良い音を撮るためには良いマイクも必要になってきますが、今回はあくまで“少ない機材でいかに上手く出来るか”がテーマになりますので、NinjaとSHOGUNに直接繋げられるものを選びました。

SHURE SM58Sキャノンケーブルマイクスタンド
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UWP-V1
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ベターなところで行けば幅広く使われているSHUREのSM58Sというダイナミックマイクですね。
キャノン端子で接続できるので、SHOGUNの付属品のlemo/XLRケーブルを使えばキャノンケーブルで接続が可能になります。

UWP-V1はLINE入力可能なワイヤレスのピンマイクです。テレビでも出演者が着けてたりしますよね。
身につけている衣類の胸元にマイクを着ければ口元にマイクを寄せなくても普通に喋るだけで音がとれるはずです。
NinjaにはLINE端子が付いているので、このマイクを使用してみましょう。

いざ、PS4と接続してみる

さて、機材が整ったところで、いざPS4をSHOGUNに繋げてみるわけですが、実はこのままでは映し出すことができません。
というのも、PS4本体にはHDCPというデジタルコンテンツの不正コピーなどを防ぐための機能が備わっており、このHDCPをオフにしなければ映し出すことが出来ないからです(Ninjaでも同様です)

PS4のメニューから「設定」を選び
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下へスクロールして「システム」を開く
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システムの中の「HDCPを有効にする」からチェックマークを外しましょう
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この通り、PS4の画面を映し出すことが出来るようになりました!
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さて、やっと準備がととのったところで準備編はここまで。
次回は実際にゲームを録画してみる実践編に移りたいと思います。

今回使用した機材のレンタルはこちら

PlayStation 4
playstation4-cuh-2000ab01_01

SHOGUN(ショーグン)
shogun_01

Ninja Blade(ニンジャブレード)
ninja-blade_01