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てしの機材レポート

レンタル館の機材マスター「てし」が監修する、カメラやレンズ、そのた映像機材のレビューや使い方紹介を行っているブログです。作例や使用感なども豊富に掲載しています。

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2017.08.22 |

ビデオカメラ映像周辺機器

ビデオカメラと一緒にいかが?
リモコン付き三脚 ソニー VCT-VPR1を徹底解析

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皆さんはビデオカメラで撮影時、三脚を利用していますか?
長時間の撮影やズーム利用時などに利用すると、疲れの軽減や手ブレを抑えることができます。
それはわかっていても従来のビデオカメラ用三脚(TH-650等)は重い・大きいため、初心者や女性は手を出しづらかったのではないでしょうか。
そこで今回は、取り扱いを開始して間もない【VCT-VPR1】を徹底分析してみます。

VCT-VPR1のレンタルはこちら
vct-vpr1

仕様

今までエイペックスでオススメしていた一般的なホームビデオカメラ向け三脚と比較すると・・・

  リーベック TH-650 ソニー VCT-VPR1 ベルボン CX-444
  th-650_01 vct-vpr1 cx-444_01
伸長時 150cm 146.5cm 145cm
折りたたみ時 70cm 48cm 48cm
重量 3.2kg 1.3kg 1.3kg
積載重量 3kg 3kg以下 1.5kg
水準器 あり あり なし
リモコン なし(別途カメラに対応のリモコンをオプションでつけることは可能) あり なし
特徴 油圧式雲台で滑らかな動き オイルフリュード式
  本格的なオイルヘッドで滑らかな動き。一定の速度を保ってのパン・ティルトが可能。
操作性は抜群だが、業務用のため重く持ち運びづらい。ホームビデオカメラにはややオーバースペックか!?
軽く・小さいので持ち運びやすい。
グリスが塗られており、滑らかな動き。
リモコンや水準器も搭載で動画撮影に必要な基本機能を網羅
クイックシュー付きで初心者でも扱いやすい。
水準器やリモコンは非搭載。
基本的には静止画用のためオイル式のような滑らかさには欠ける。

いいとこ取りな印象のVCT-VPR-1ですが、実際操作性はいかほどでしょうか。
まずは、基本的なところになりますが、取り付けてみましょう。今回はHDR-CX630Vに接続します。

舟に付いているこの突起(ビデオボス)はビデオカメラ自体が回転してしまわないように付いています。
この突起は、押すと引っ込むので、ビデオボス用の穴のない静止画用カメラなども取り付けることができます。

操作方法

パン・チルト

を緩めるとパン(横の動き)、を緩めるとティルト(縦の動き)に対応。
オイルフリュード式で上下左右滑らかに動きます。

IMG_0010

①を緩め、②のハンドルを回すと矢印部分が伸び、さらに高くすることができます。
高さの微調整はここを使うと便利。

IMG_0007

を緩めると雲台が動き、カメラを90°傾けることができます。
静止画用カメラをセットし、縦向きの写真を撮影するのに便利。
※メーカーHPによると積載カメラ重量は3kgまでですが、縦での使用時は重心が片方に寄りますので一眼レフカメラなど重いカメラを載せることはお勧めできません。自己責任でご使用ください。
写真は筆者の私物カメラです。レンタルで取り扱いはありません。

リモコン

リモコン機能の使用には、マルチ端子のある対応カメラが必要です。
余談ですが、筆者所有のコンデジ(SONY RX100M3)でもリモコン操作が可能でした。

IMG_0014

  • 「POWER」でカメラ本体の電源のオン・オフ
  • 「PHOTO」で静止画撮影可能。押しながらスライドするとロックがかかります。
  • 「REC」ボタンで録画の開始・停止
  • ④レバーを『T』方向に倒すとズームイン、『W』方向に倒すとズームアウト
  • 「GRID LINE」ボタンを押すと、グリッドラインが表示されます。
    グリッドラインを表示させると、被写体が水平・垂直になっているか、中心にあるかを確認することができます。
    また、線の交点を意識して構図を決めることで、グッとプロっぽい写真・動画になります。

P1020108

※写真はCX630のグリッドラインです。

続いて側面を見ていきましょう。

IMG_0016

  • 「SLOW ZOOM」をONにするとかなりゆっくりとしたズームになります。
    どんなにレバーを倒しても一定のスピードを保ってズームします。
  • ⑦リモコン部分は「PUSH RELESE」のボタンを押しながらリモコン部分をスライドさせるとパン棒からの取り外しが可能。

IMG_0018
取り付けたままだと・・・操作しづらい>_<

IMG_0020
パン棒から取り外せば楽々操作!
真上を向かせることもできるので花火や星空の撮影に便利そうですね。

ここで三脚ありと手持ちでどのくらい映像に差が出るのか、弊社オススメのHDR-CX630Vを使って撮影しましたのでご覧ください。

※三脚ご利用時は、誤作動防止のため「手ブレ補正」機能はOFFに設定してください。

手持ち時は手振れ補正をONにしました。さすがの手振れ補正ですね。
撮影の疲れで腕がかなりプルプルしていたのですが、ブレがこの程度に抑えられています。

筆者の技量もありますが、三脚を使用した方がズームのスピードの安定や、寄り切った際のブレがより抑えられているのがわかるかと思います。

ポイント

動かないものを対象物としてズームインしていく場合は、ゴールを決めてパン・ティルトのつまみはロック。
そこからズームアウトして寄って撮影を始めると、よりブレを軽減することができますよ。

おまけ

HDR-CX630Vには光学ズームとデジタルズーム機能が搭載されています。
光学12倍、デジタル160倍のズームが可能です。
では実際どのくらい寄れるのか見て見ましょう。

DSC00010

DSC00011

広角とデジタルズーム160倍を静止画にして比べて見ました。
東京スカイツリーから3km離れた公園で撮影。デジタルズーム(160倍)で展望台に寄ってみると・・・
展望台の中にいる人まで見えそうですね。

なお、光学ズームは焦点距離を変えてズームを行うのに対し、デジタルズームは光学ズームの限界から更に一部分を強引に引き伸ばすような機能のため、画像が荒れてしまいます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今までのビデオカメラ用三脚よりも初心者や女性でも手軽に使うことができます。
なお、運動会や桜・紅葉の名所などで三脚の使用が禁止されている場所もあります。
ご利用前にご確認くださいませ。
ビデオカメラをごレンタルの際はぜひ一緒に使ってみてください。

VCT-VPR1のレンタルはこちら
vct-vpr1