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てしの機材レポート

レンタル館の機材マスター「てし」が監修する、カメラやレンズ、そのた映像機材のレビューや使い方紹介を行っているブログです。作例や使用感なども豊富に掲載しています。

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2017.11.10 |

デジタル一眼レフカメラ

あなたの知らない魚眼レンズの世界

タイトル

レンタル館では色々な種類の一眼レフ用交換レンズを取り扱っていますが、今回は「魚眼レンズ」に注目してみました。
以前にペットの犬・猫の鼻を強調したアップの写真が少し流行りましたが、あの写真も魚眼レンズで撮影された写真です。

一口に魚眼レンズと言っても弊社の取り扱いだけ10種近くものレンズがあり、取り扱いのないものも含めますとメーカー、焦点距離と様々あり、興味はあるけれど、どれを選んでいいのか分からないなんて方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回はそんな奥の深い魚眼レンズの世界をほんの一部ですが、できるだけ分かりやすくご説明したいと思います。

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(シグマSIGMA 4.5mm F2.8 EX DC CIRCULAR FISHEYE HSMにて撮影)

魚眼レンズとは

まず「魚眼レンズ」という名称についてですが「魚眼という名称の由来は、魚類の視点である水面下から水面上を見上げた場合、水の屈折率の関係で水上の風景が円形に見えることから来ている(Wikipediaより)」という事です。

そして魚眼レンズには大きく分けて二つの種類があります。

それは「円周魚眼」「対角魚眼」です。
簡単に言うと「円周魚眼」とはファインダーを覗くとレンズより前面の部分が全て(180°)写っており、撮影画像は円形で、四隅は黒くケラれています。「対角魚眼」とは撮影された画像は普通のレンズで撮影された画像と同じ長方形ですが端の部分はレンズにもよりますが、大きく歪曲しています。なぜこれを対角魚眼と言うと、撮影された画像の角を対角線上に結ぶと画角が180°になる事から、対角魚眼と呼ばれているそうです。

魚眼レンズの特徴としては他に画像の端の部分が歪曲している事があると思いますが、これは、肉眼で見ると立体的なものを無理やり平面に直している事からです。

ちなみに英語では円周魚眼は「CIRCULAR」と表現され、日本語の意味は「円形」となります。
対角魚眼は「DIAGONAL」と表現され、日本語では「対角線」という意味になります。
この表記はレンズの正式名称として型番になっている事もあるので、レンズを選択する場合の参考にして下さい。

レンタル館で取り扱いのある魚眼レンズ

ここではレンタル館でレンタルサービスを行っている魚眼レンズをご紹介したいと思います。

まずはキャノンマウント

■EF8-15mm F4L フィッシュアイ USM
ef8-15mm-f4l_01
○こちらは魚眼レンズとしては珍しいズームレンズになります。センサーがフルサイズのカメラで撮影すると、広角側では円周画像で撮影できて、ズーム側で撮影すると対角画像になる便利レンズです。(動画撮影時はその限りではありません)
■EF15mm F2.8 フィッシュアイ
ef15-f28-fe_01
○こちらはF値2.8の対角魚眼です。対角魚眼で明るいレンズをご希望のキャノンユーザーの方はこちらをどうぞ。
■シグマ SIGMA 8mm F3.5 EX DG CIRCULAR FISHEYE HSM(New!)
45_f28_ex_dc_circular_fisheye_hsm_canon_01
○こちらは何とも珍しいAPS-C対応の円周魚眼レンズになります。円周魚眼レンズを使ってみたいけどボディがAPS-Cのものしか持っていなくて諦めていたというカメラ女子の皆様には是非お試しいただきたいレンズです。
明るさもF値2.8と申し分ありませんので星景写真にも挑戦していただけるのではと思います。
■シグマ SIGMA 8mm F3.5 EX DG CIRCULAR FISHEYE
8_f3.5_ex_dg_circular_fisheye_canon_01
○こちらはキャノンEFマウントのフルサイズ対応の円周魚眼レンズです。

※ちなみに上記のシグマレンズ2本はフロントキャップアダプターというものが付いており、ちょっと分かりにくいのですがレンズ本体にアダプタが被さっております。このアダプターにプロテクターが付いているのでフロントキャップアダプターを付けたまま撮影されると、①ピントが甘くなる②アダプターの内径のネジ山が写りこむ。といった事態になりますので注意が必要です。

続いてニコンマウントです。

■ニコン Nikon AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G ED
af-dx-fisheye-ed-105mmf28g_01
○ニコンマウント用のこの魚眼レンズはDXフォーマット(ニコンのAPS-C機)の対角魚眼レンズとなるので、FXフォーマットのカメラで撮影範囲を設定できるボディで使用するとAPS-Cサイズにクロップされて撮影されます。

※ このレポートの校了後についに待望のニコンフルサイズ用の円周、対角ズーム魚眼が発売されました!もちろん弊社でも取扱いさせていただいております。ニコンユーザーの方々は是非お試しください!

■ニコン Nikon AF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm f/3.5-4.5E ED
af-s_fisheye_nikkor_8-15mm_f35-45e_ed_01

マイクロフォーサーズマウントのラインナップはこちら

■パナソニック MicroFourThirds交換レンズ H-F008 LUMIX G FISHEYE 8mm/F3.5
lumix_g_fisheye_8mm_01
○こちらは動画撮影にも有利な静音設計のオートフォーカスを搭載していますので、動画撮影時にも是非魚眼レンズのご使用を検討してみてください。
こちらのレンズは現在大人気のOsmo Proシステム(Zenmuse X5)に装着する事もできますので滑らかなジンバルの動きで新しい映像表現を試してみてはいかがでしょうか?

※こちらはマウントは可能で動作もするのですが、DJI社が正式に動作の保証はまだしておりません。弊社でもテストしましたが、動画を撮影する際はAFが効かない場合があります。オートフォーカスは気休め程度でお考えください。

■オリンパス OLYMPUS MicroFourThirds交換レンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO(New!)
m-zuiko-digital-ed-8mm-f18-fisheye-pro_01
○F値1.8のマイクロフォーサーズ対応の対角魚眼レンズです。
レンタル館にて取り扱いの魚眼レンズの中では最も明るいレンズになります。フィッシュアイでF値1.8というのは何と世界初だそうです。大きさや重さもさほど無いので星空の撮影なんかにはもってこいなのではないでしょうか?

最後にペンタックスKマウントのフィッシュアイレンズです。

■PENTAX DA FISH-EYE 10-17mmF3.5-4.5ED[IF]
da_fish-eye_10-17mmf35-45ed_if_01
○最初に紹介したキャノンのEF8-15mmと同じく珍しいズームタイプの魚眼レンズです。こちらは広角側で180°、望遠側が100°の画角の対角魚眼レンズです。広角側で撮影してみると撮影画像の端が大きく湾曲して中央が大きく写る非常に魚眼らしい写りになっており、望遠側で撮影すると画像の端が微妙に歪曲した超広角レンズの様な撮影画像になります。ペンタックスユーザーの方には是非ともカメラバッグに忍ばせておいて欲しいレンズかと思います。

まとめ

魚眼レンズをざっと紹介してきましたが、魚眼レンズがあれば静止画だけでなく動画の表現力にも大きくプラスになるかと思います。
しかし常にメインレンズとして常備する類のレンズでは無いかと思いますので、挑戦しようと思ったり、購入に迷ったら、レンタルで是非ご利用ください。

※ 魚眼レンズは近距離撮影可能なものが多くレンズも前面にせり出しているものがほとんどなので、ファインダーを覗きながら被写体に夢中になりすぎて、レンズと被写体がごつんという事故が非常に多いので(これ本当に多いので注意してください。)気をつけてくださいね。

DSC2058[1]
上記画像はhttps://nikonrumors.com/2014/11/25/nikkor-6mm-f2-8-fisheye-lens-video-and-photo-samples.aspx/からの引用となります。

最後にこの画像のレンズは「Fisheye Nikkor Auto 6mm F2.8」というレンズで、約40年前に受注生産によって作られていたそうなのですがレンズ径が236mm(!)で重さは5200グラム(!)あるそうです。何と画角は220°もあるので普通に撮影したら自分の手も確実に入り込んでしまいそうです。
うーん。。非常に使いにくそうなレンズですが海外のオークションでなんと約1300万円で落札されたそうです。

ちなみにこちらのレンズ今後弊社のラインナップに加わる予定は、、、、、、
 
 
もちろんございません!
 
 

以上、魚眼レンズをご検討の際は是非一度レンタルでお試しを!