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てしの機材レポート

レンタル館の機材マスター「てし」が監修する、カメラやレンズ、そのた映像機材のレビューや使い方紹介を行っているブログです。作例や使用感なども豊富に掲載しています。

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2018.05.31 |

デジタル一眼レフカメラ

結婚式にお呼ばれしたら持って行きたいレンズの選び方~ブライダルフェアでガチ検証~

結婚式のレンズの選び方

人生の節目、大切な人の、人生一度きりの晴れ舞台
永遠の愛を誓い合う二人の幸せを、誰もが願う
笑顔と祝福であふれる空間・・・そう!!!!!結婚式です!!!!
そんな最高の1日、せっかくお呼ばれしたなら、ちょっと背伸びしたカメラで素敵な思い出を残してみませんか?

でも、どんなカメラを持っていけばいいのか分からない・・・
レンズの種類が多くて選ぶ基準が分からない・・・
お客様からお問い合わせいただくことも多いこのお悩み、少しでも解決しましょう!
ということで一眼レフ初心者スタッフがカメラ・レンズの検証とあわせ、実際に式場で撮影した写真をご紹介してまいります!

今回、よりリアルに検証すべく実際にブライダルフェアへ行ってきました。
参加したのは2018年1月21日に東京ディズニーリゾートホテルで開催された「ディズニーフェアリーテイルウェディング ブライダルドリームプレビュー」というイベント。 煌びやかなタイトルに負けず劣らず、会場内が実際の披露宴のセットになっていたり模擬挙式も行うということで本番さながらの雰囲気です。

スマホの弱点を克服!一眼レフ撮影のメリットとは

さて、スマホでも綺麗な写真が撮れてしまうこのご時世、 わざわざ重たい一眼レフを持っていかなくても・・・とお思いになる方も多いかと思います。確かに、撮れないことは無いんです!ただ、その手軽さの裏には弱点もあります。

ざっくりご紹介ですが、例えば、暗所での撮影
披露宴では暗いシーンも多々ありますが、スマホはとにかく暗所に弱いです。
しかし一眼レフでは本体設定はもちろん、センサーサイズの選定からストロボ(フラッシュ)を装着することで簡単にカバーできます。

また、手ブレ・被写体ブレ
手ブレ補正に長けたスマホはあれど、被写体ブレには弱いモデルが圧倒的です。
対して一眼レフでは本体設定と合わせ、レンズやカメラ本体に搭載されている強力な手ブレ補正機能でカバーできるのが大きな利点。

望遠撮影においては一目瞭然。スマホのズームは、カメラ内部で画像を拡大処理するデジタルズーム。ズームすればするほど画質の劣化が目立つのに対し、光学ズームを採用した一眼レフはレンズを動かすことで焦点距離を調整できるため画質が落ちません。

重いなりのメリットは、きちんと備わってくれているというわけです!

検証に使用した機材のご紹介と選んだポイント

ボディ SONY α7R II ILCE-7RM2

ilce-7rm2_01

ミラーレス

持ち歩く時間と会場内での動きやすさを考え、機動性を重視した軽量のミラーレスタイプを選びました。

フルサイズセンサー

大きなセンサーを活かした美しいボケが特徴です。
内蔵5軸手ブレ補正を搭載し、高画素機でありながら暗所にもそこそこ強いのが特徴です。

Wi-Fi機能搭載

専用のアプリケーションを使用して、自分のスマホに直接転送!
撮った写真をすぐに友達やSNSにシェアするためにも付いてると嬉しい機能です。
※専用のアプリ(PlayMemories Mobile)のダウンロードが必要です

レンズ SONY EマウントSEL24240 FE (24-240mm F3.5-6.3 OSS)

sel24240_01
広い焦点距離
広角から望遠までカバーできるレンズ。

手ブレ補正
光学手ブレ補正を搭載しているため、手持ちでも安定した撮影ができる(ことを期待)

ストロボ SONY HVL-F60M

hvl-f60m_01

暗所対策
会場内が暗いことを想定し、念のため持参。

 

以上が検証に使用した機材です。
カメラのモード設定はオート。レンズもオートフォーカスで、手ブレ補正もON。
尚、ここからの掲載写真はトリミングせずそのまま使用しています。

それではここからは、実際に撮影した写真を当日の流れに沿ってご紹介してまいります。

挙式

1挙式全体

 

ホテルミラコスタにて。日本では珍しい八角形の建物で、ステンドグラスが印象的な明るいチャペルです。(筆者ここで早速ストロボを外す)

撮影場所は新郎側後方、前から6列目位、バージンロードから4人目くらいの位置で、バージンロードまでは直線距離約3~4m、正面に立った新郎新婦との距離は15m以上はあったと思います。(個人的な体感です)

形式は、人前式。まずは進行役と新郎の入場です。

3市長中央 

4新郎入場

新郎が正面に着いたところでズームを使用。焦点距離を比較してみましょう。

5新郎24

6新郎100

7新郎240

遠距離から表情を撮るなら、100mm以上はあったほうが良さそうですね。

続いて、新婦の入場です「みなさん、ご起立ください」

ここからは新郎の時とは違い全体の目線が一気に高くなるため、被写体が非常に狙いにくくなりました。以下、失敗作例です。

挙式失敗

オートフォーカスで撮影すると、手前の参列者と撮りたい被写体の間でピントが迷子に。
途中からマニュアルに切り替えるも、後から確認するとフォーカスの甘さが気になりました・・・なので、普段からあまり一眼レフを使わない方には、お勧めできません!オートフォーカスで頑張るのが無難です!

続いて感動的なベールダウンの瞬間です

8べーるだうん

私の場所からだと柱に遮られ撮影できませんでした。バージンロードに近い席だと撮れたかもしれませんね。
しかし参列者の間から、お父さんの良い表情を撮ることができました。新郎入場の時よりもズームして撮影。90mm程度でバストアップまで寄った写真が撮れています。

9新婦入場

10

ここからは着席にて、指輪交換~誓約書サイン~退場(起立)

11

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模擬挙式が終わってからは、チャペル前方でも撮影してみました。

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2列目だと、焦点距離24mmでこの近さ。やはり撮影場所って重要ですね・・・

さて突然ですがここで筆者個人的におすすめの撮影場所をご紹介
すばり!新婦側・新郎側参列者共に、バージンロード側・中央列!!!

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撮りたい写真にもよりますのでご参考程度になれば幸いですが・・・
バージンロードを歩く新婦の後姿、ベールや衣装まで綺麗に撮影できます。
何より他の参列者に被写体を遮られることがないため、ピントが合わせやすいです
また、24mm→240mmの比較からみても、ある程度被写体に寄った画が撮れそうです!

披露宴

挙式が終わると披露宴です。ここからは会場の色々な席から高砂の新郎新婦を撮影。焦点距離の比較と合わせ、設定値の変化も見ていきましょう。

ディスニーアンバサダーホテルにて、暗転の会場で高砂の新郎新婦を撮影。会場後方中央・友人席から撮影。被写体との距離は体感ですが10m程度だったと思います。

anten24

暗転40

暗転120

暗転240

暗転の会場だったのでストロボ装着で挑みましたが、主役にはしっかりと照明が当たっていたので必要ありませんでした。
というかこの距離から使うとあまり意味が無いのとかなり目立ってしまうので、使わない方がいいかもしれません

手ブレが心配でしたが、レンズの補正がしっかり効いていたように思います。
ISO感度も結構上がっていますが、ノイズも思ってたより気になりません。これに関しては、さすがSONY。

会場変わってホテルミラコスタにて。会場後方、というかほぼ入り口から高砂を撮影。
被写体との距離は25mないくらいでしょうか・・・焦点距離の10倍ってこんなに違うんですね。挙式でもそうでしたが、撮り比べてみると改めてすごい差だなと感じます。

tate24 tate50
tate100 tate240

別の会場にて友人席から撮影。高砂までの距離はおおよそ13m前後かと思われます。
席から立った状態での撮影でしたが、24mmではテーブルが半分以上映っているので大人数での撮影にはこのくらいの焦点距離が使いやすそうです。

yoko24 yoko70
yoko100 yoko150

別会場にて、新婦側親族席から撮影。(体感距離10m前後)

tuika1 tuika2
tuika3 tuika4

同じ会場で、近めの友人席から撮影したものがこちら。(体感距離約3~4m)

tuika5 tuika8
tuika6 tuika7

いよいよレンズ選び!重視したいポイントは?

手ブレ補正は必須!そして、撮影距離を予想して必要な焦点距離をカバー出来るもの!
とはいえ被写体までの距離といってもなかなかピンときませんが、当日自分の座席はだいたいどのあたりか?という大体の目安があれば、イメージし易いかもしれません。例えば・・・

親族の場合

挙式は前方の列、披露宴では高砂(新郎新婦)から最も遠い位置になることがほとんど。
距離にもよりますが、披露宴で席から撮影するには150~200mm以上の望遠があると心強いです。

挙式や披露宴中も被写体に近い位置で撮影する事もあるので、今回ご紹介したような広角と望遠をしっかりカバー出来るレンズが良いかと思います。

友人・会社関係の場合

挙式は親族の人数や会場の広さによって異なるので前方から後方まで様々ですが、披露宴の友人席は比較的高砂に近いことが多く、上司だと最も近い席になるのが一般的かと思います。

会場や座席によっては望遠レンズだけを持っていくと近すぎて撮れない!なんて事も起きる事がありますので、24-105mm程度の標準から中望遠域のレンズが良いかと思います。
足りない望遠側は雰囲気を見ながらフットワークでカバーするのも手です。

以上を踏まえ、撮影は遠くから?近くから?ということもイメージしてみましょう!

まとめ

今回一日撮影してみて望遠・広角それぞれの利点として感じたのは、

望遠側はとにかく被写体に寄れるので表情はもちろん、席を動けない挙式においては指輪交換の手など細部がよく撮れる点。

広角側は、会場の雰囲気ごと写せるため、臨場感を出すことができる点。

今回は持っていけませんでしたが、動き回れる会場であればF値の小さい明るいレンズも背景ボケが綺麗でThe一眼レフといった写真が撮れて魅力的だと思います。

ただやはり選び方としては持ち歩く時間が長いので、 それなりに軽いほうがいい!!!!!
そして、どこの席でもとりあえず広い焦点距離をカバーできるレンズが心強い!!!!!
ということで以下、メーカー別オススメレンズのご紹介です。

Canon  EF24-105mm F4L IS Ⅱ USM

EF24-70mm F2.8L ⅡUSM

Nikon AF-S NIKKORv28-300mm F3.5-5.6G ED VR

AF-S NIKKOR 24-120mm F4G ED VR

SONY  SEL24240 FE (24-240mm F3.5-6.3 OSS)

SEL24105 FE(24-105F4 G OSS)

SEL18135E (18-135mm F3.5-5.6 OSS)

 マイクロフォーサーズ OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

LUMIX G X VARIO 35-100mm/F2.8/POWER O.I.S

 PENTAX  smc PENTAX-DA 18-270m F3.5-6.3ED SDM

 
 

最後に

いかがでしたでしょうか。これらが少しでもカメラ選定のご参考になれば幸いです。

今回はレンズをメインにご紹介させていただきましたが、弊社ではカメラ本体も各種取り扱いがございます。
使いやすい初心者向けのラインから本格的なプロ機まで様々です。
買うには高そうな撮影機材も、まずはレンタルで試してみませんか?
操作が難しそうとお思いになる方も是非一度お試しいただき、カメラの楽しさを実感していただけたら嬉しく思います。

レンズ・デジタルカメラのレンタルはこちらからどうぞ!