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てしの機材レポート

レンタル館の機材マスター「てし」が監修する、カメラやレンズ、そのた映像機材のレビューや使い方紹介を行っているブログです。作例や使用感なども豊富に掲載しています。

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2019.01.12 |

デジタル一眼レフカメラ

ZEISS Batis 2/25作例とレビュー

2015年8月、カールツァイスからフルサイズEマウント用AFレンズ「Batis」が発売されました。最初に発売されたものが「Batis 1.8/8」、「Batis 2/25」の2本です。
弊社では「Batis 2.8/18」、「Batis 2.8/135」のお取扱いがございましたが、レンタル館での人気を受け、Batis増強!ということで、ついに弊社でもお取扱いがスタートしましたー(ぱちぱち)Batis大好きな筆者はうれしいうれしいと小躍りしつつ、今回はBatis 2/25の記事を書かせて頂きたいと思います!


Batis 2/25のレンタルはこちら

製品仕様

焦点距離 25mm
絞り値 f/2-f/22
最短撮影距離 0.2m-∞
レンズ構成 10/8
画角: 対角/水平/垂直 82°/72°/51°
最短撮影距離における撮影範囲 124x187mm
フィルター径 M67x0.75
サイズ(レンズキャップ含む) 92mm
ピントリング最大径 78mm
重量 335g
レンズマウント E-Mount

軽い!明るい!

レンズの重量は335gと、以前レビューしたBatis 2.8/18とほぼ変わらず、レンズ口径が67mmなので、2019年1月現在弊社でお取扱いしているBatisの中では最もコンパクトです。ミラーレス一眼レフカメラを選択された方にとって機動性はとても大切なものですよね。
有機ELディスプレイ、フードを付けた時の滑らかな見た目。Carl Zeiss Batis独特の外観もとても素敵です。(有機ELディスプレイについてはこちらでふれております!)
開放でF2ということで明るく、被写体に寄るとよくボケます。
ピント面は薄いながらもしっかりと結像し、ボケにはフィルムカメラで撮ったかのような趣のある柔らかさも感じられるます。さすがツァイスですね。

寄れる!

もうこれに尽きると申し上げますか、本当にこのレンズを着けて歩くと近くに寄って撮りたくなってしまいます。
最短焦点距離は20cm。寄ってなおかつ背景も入れるなんてこともこちらのレンズだと簡単に出来てしまうんです。
寄ることが出来ると背景のボケも出しやすく手軽に素敵な写真が撮れますね。
メインの被写体がどーんと映し出されている写真ももちろん良いのですが、記憶の中のようなうっすら背景が浮かぶような写真もまた良いものだなと思いました。

解像力!

寄れる・・・!寄れるよ!と喜び倒してますが、広角レンズですから広い画もとても重要ですよね。ご心配なく。解像力は開放からすばらしいです。また、F4まで絞ると本当にすみずみまでよく解像してます。歪曲も少なくとても扱いやすいレンズです。

気になる周辺減光は?


(ILCE-7S, 1/250, f2, ISO-125)


(ILCE-7S, 1/250, f2.8, ISO-250)


(ILCE-7S, 1/250, f4, ISO-500)


(ILCE-7S, 1/250, f5.6, ISO-1000)

開放ではさすがに周辺減光が見られますが、これがまた画に趣きを与えてくれることもあります。
一段絞ると概ね気にならないかなと思いますが、撮影シーンなどによってはまだ少し目立ちますね。

作例

以下作例です。
撮って出し、基本絞り優先モードで撮影し、自分で設定を触ったのは絞りと露出補正のみです。


(ILCE-7M3, 1/250, f2, ISO-100, +3)


(ILCE-7M3, 1/800, f2, ISO-100, +2.7)

11月下旬雲ひとつ無いよく晴れた日に撮影。
もみじの隙間からではありますが太陽を正面に受けるとゴーストが出たので、思い切って露出を上げ、ふんわりと。葉脈が透けて見えます。

※太陽を画角に入れた望遠レンズでの撮影はお避けください。広角レンズでも長時間太陽にレンズを向けると故障の原因となります。


(ILCE-7M3, 1000, f2, ISO-100, +0.3)


(ILCE-7M3, 1/2000, f2, ISO-100, +1.3)

ピント面が薄いので前後差のある紅葉などはもう少し絞ればよかったかなあとパソコンのモニターに映して見ると思いましたが、このレンズの滑らかでやさしいボケ味はやはり素晴らしいですね。


(ILCE-7S, 1/60, f2, ISO-2000)

最短焦点距離20cmということで、テーブルフォトも気軽に撮れます。のけ反ったり、席を立たないと撮れない・・・なんて気後れもこのレンズをつけていれば感じることはないでしょう。


(ILCE-7M3, 1/400, f4, ISO-100, +1)


(ILCE-7M3, 1/80, f2, ISO-100, +1)

せっかくの広角なので東京を見渡せる場所から撮ってみようとスカイツリーに足を運んでみました。2枚目はららぽーと豊洲の屋上から。お天気には恵まれませんでしたが、こうして見ると雲や街、波のささやかな立体感もよく表現されています。


(ILCE-7S, 1/250, f2, ISO-100)


(ILCE-7S, 1/60, f2, ISO-320,+1.7)


(ILCE-7S, 1/60, f2, ISO-500,+0.3)


(ILCE-7M3, 1/125, f2, ISO-250)


(ILCE-7M3, 1/125, f2, ISO-100)


(ILCE-7S, 1/125, f2, ISO-100,+1.3)


(ILCE-7M3, 1/125, f2, ISO-640)


(ILCE-7M3, 1/125, f2, ISO-2500,+1)


(ILCE-7S, 1/60, f2, ISO-320,+0.3)

12月下旬、空は厚い雲に覆われ、雪が降るかもなんて言われた寒い日。そんな中でしたがこのレンズを着けて街を歩きながら行ったスナップ撮影はとても楽しかったです。
気になるものには近づきシャッターを切る。しっかり動いて撮るのは短焦点レンズの醍醐味ですね。
よくボケるのにうるさくならないので背景も整理しやすいなと思いました。

まとめ

普段35mmのレンズを好んでよく使うので、10mm広角になると少し使いづらいかなー、25mmで撮るならやっぱり風景なのかなーと思っていたのですが、撮った写真を見返すと風景などはあまり多くなかったです。
寄ることで出るボケがとにかく滑らかで美しく、撮ることの楽しさを再度確認させてくれる1本となりました。描写力などはもちろん大切ですが、軽くて比較的コンパクトなサイズ感、AFが静かで早い、これは本当に嬉しいですね。
旅行等荷物に限りがあり、レンズ交換が手間な時も活躍する1本になるかと思います。気を抜くと微妙に水平が取れていない・・・なんて事態も発生するので、シビアな撮影には三脚の使用をおすすめします!何度かこのレンズと一緒にお出かけをした私は虜ですが、25mmの短焦点レンズを買うって結構勇気がいるかなと思います。まずはレンタルをして頂いて、じっくり試写なんていかがでしょうか。
レンタルのお申込みは下記商品ページからどうぞ。

ZEISS Batis 2/25のレンタル