2016.06.02 |
展示会などでiPadを使用する際に役立つ「アクセスガイド」機能のご紹介
パソコンレンタル館で好評レンタル中のiPad。
展示会やイベント会場、店頭といったプレゼンテーションの場でのディスプレイ・デモ機として非常に便利です。
お客様に動画やスライドショーを見せたり、アプリを試してもらったり、アンケートや集計用に利用したりなど、様々な用途で活用できます。
このように使用する場合、目の届かないところで不要な動作をされたり、無関係なアプリが表示されたりなど不安もあります。
そんなときに役立つのが、iPadやiPhoneなどのiOS端末上で操作の制限ができる「アクセスガイド」機能です。
アクセスガイド機能では下記の設定が可能となります。
- ・端末上で一時的に 1 つのアプリしか使えないように制限
- ・画面上の任意の範囲の動作を無効にする
- ・ハードウェアボタンを無効にする
今回の記事では、この「アクセスガイド」について解説したいと思います。
アクセスガイド設定手順
まずは設定の手順です。
「設定」から「一般」>「アクセシビリティ」>「アクセスガイド」の順にタップしていき、アクセスガイドをオンにします。
ここで、アクセスガイド解除用のパスコードを設定することができます。
以上で完了です。
アクセスガイドを開始する
実際に使ってみましょう。
表示したままにしたいアプリを起動し、「ホームボタンを3回連続」で押すと、このようにアクセスガイドの設定画面になります。
「オプション」というところから各種設定ができます。
画面上のタッチ操作をすべて無効にする場合は「タッチ」をオフにする、
向きが縦から横に切り替わらないようにする場合やほかの動作に反応しないようにする場合は「動作」をオフにする、
といった具合です。時間制限を設けることもできます。
また、特定の範囲内でのタッチのみを無効にすることも可能です。
指で任意の範囲を選択できます。選択した部分がグレーになります。
このグレーで指定された範囲内のタッチのみが無効になります。複数箇所の選択も可能です。
「開始」をタップし、設定したパスコードを入力すると、アクセスガイドが開始されます。
アクセスガイド起動中は、もちろん別のアプリには移動できませんし、設定した任意の動作管理が有効になっています。
終了する際には、ホームボタンをトリプルクリックし、再度パスコードを入力します。
まとめ
展示会や店頭などで、スライドショーを見てもらう場合や動画をリピートで見せたい場合には、画面を触られて停止してしまうことを防ぐために、タッチの操作をオフにしておくのがよいでしょう。
オプションの設定からボリュームボタンの操作のみ有効にするといった設定もできます。
ゲームなどのアプリを試してもらう場合や、アンケート用の端末に利用する場合は、タッチ操作は有効にして、ほかの動作はオフにしておけば安心です。
ほかにもいろいろな活用方法があるかと思います。ぜひ試されてはいかがでしょうか。
iPadのレンタルはこちらから! ※WiFiモデル、SIMカードセットモデル、各種ございます