2016.09.24 |
暗所撮影に役立つ!LEDライト3種を徹底比較!
夜闇や室内、昼間の人物撮影で明るさが足りなかったり、逆光で困ったことはありませんか?
外付けライトを使用すると、綺麗に・美しく撮影することができます。
「使ってみたいけど、どんなライトがあるの?差は何?このカメラにはどんなものが合うの?」などといった質問をよく受けます。
そこで、今回はビデオエイペックスで取り扱いの外付け可能なLEDライトを比較していきます。
まずは当社で取り扱いの3種類のLEDライトの紹介です。
VLG-2160S
- ・大型のビデオカメラ用のシューに対応。
- ・216個の白色LEDでとても明るい。
- ・約10,000Lx(ルクス)/50cm
スタンドとハンドグリップがついているのでこのように立てたり・・・
手持ちで使うことが可能。
また、三脚穴もあるので
三脚に付けて立てれば、高さや角度も自由自在!
フィルターも4枚付属。色温度を変換したり光をソフトしたりできます。
電源は単三電池6本、NP−Fバッテリーで駆動。
コンセントからも電源をとることが可能なので、ケーブルが届く範囲での利用なら、電池やバッテリーの残量を気にすることなく使えます。
COARSEモードで10段階、FINEモードで100段階の明るさの調整が可能。
VL-1600C
- ・こちらもシューは大型カメラ用。
- ・照度約6000Lx/50cmで明るい。LEDは160個
こちらにもスタンド、ハンドグリップ、三脚穴が付いているので
↓このように使用可能。
単三電池6本とNPバッテリーで駆動。
3種類のフィルターが付属。
160個もの白色LED 明るさも15段階の調整可能。
VL-960C
- ・こちらも大型カメラ用対応シュー。
- ・明るさは3000Lx/50cm LEDは96個
こちらのアダプターをつけることで
SONYのアクティブインターフェースシュー搭載のカメラにも使用可能。
↓HDR-CX550Vに装着
雲台付きなので、前後or左右に約180°位の角度調整が可能。
単三電池4本で駆動。
実際に使って比べてみました。
まず、明るさ(lx)の数値とLEDの多さで比べると
VL-960C(約3000Lx中心/50cm LED96個)<VL-1600C(約6000Lx/50cm LED160個)<VLG-2160(約6000Lx/50cm LED216個)になります。
では、実際のところどのくらい違うの?ということで比べてみました。
※部屋を真っ暗にし、満残量の単三乾電池を使用、明るさ調整はいずれもMAXにし、対象物から150センチ離した一眼レフカメラの上に装着し、撮影しています。
VL-960C
VL-1600C
VL-2160
LEDが多い方が、対象物がはっきり見えるのはもちろん、周りまではっきり見えますよね?真っ暗な部屋で撮影したとは思えないくらい明るくなりますね。
ちなみにこちらは同条件で、キャノンの一眼レフカメラ・X7iの内臓フラッシュで撮影したものです。
今回は比較のため対象物にまっすぐライトを当てているため白とびしてしまった部分もありました。
対象物にもよりますが、ななめから当てることで影の出方を調整したり、付属のフィルターを上手につかうとより美しい写真が撮れると思います。
また、昼間の撮影だと逆光で被写体が暗くなってしまうことってありますよね?
それは、被写体の前方からの光より被写体の後ろ側から当たる光の方が強いからです。そんなときはライトやフラッシュを使って前方からも同じくらいの光を当てるとバランスのとれた画になります。
夜間や室内での撮影をお考えの方は、より明るめのライトがおすすめです。
明るすぎる場合は、暗くするという調整が可能ですので、ビデオカメラや一眼レフカメラと一緒にレンタルはいかがですか。
ちなみに・・・
今回紹介したライトは大型のビデオカメラや一眼レフなどの一般的なシューに対応しています。
ビデオエイペックスで多く取り扱っているSONYの小型ビデオカメラ(HDR-CX630Vなど)には、SONY独自のアクセサリーシューが採用されており、上記のライトは装着できません。
↓こちらが一般的な一眼レフや大型のビデオカメラについているアクセサリーシューです。
↓そしてこちらが、小型カメラに搭載のSONY独自のアクセサリーシューです。
左が2006年より前に発売のビデオカメラに搭載されていた「アクティブインターフェースシュー」(HDR-CX550V等)です。(「Ai」の文字が特徴)
右が2006年以降に発売の商品に搭載の「マルチインターフェースシュー」(HDR-CX630V等)です。(「mi」の文字が特徴)
上記のようにシューの形が異なるため、今回紹介させていただいたライトには装着できない小型カメラが多い(VL-960Cはアダプターを付ければアクティブインターフェースシューのカメラには使用可能)ですが、その場合、手持ちグリップやスタンド、三脚を上手に利用してみてください。
今回ご紹介したLEDライトのレンタルはこちらからどうぞ!