2017.09.02 |
アプリを使ってデジカメでとった写真をスマホに取り込もう
せっかく撮った素敵な写真がSDカードに入りっぱ!
綺麗な写真が撮れたのにSNSにあげるのがめんどくさ〜い!
朗報です!
アプリを使えばデジカメで撮影した画像を簡単にスマートホンに送ることができます。
従来の写真の取り込み
デジカメで撮った写真をSNSにアップするとなると以下の行程が必要になります。
- SDカードをカメラから抜く
- カードリーダーにSDカードを差し込む
- パソコンにデータをコピーする
- 写真をSNS用にリサイズする
- SNSにアップする
これだけの作業があります。
特にめんどくさいのは2と4ですかね〜
カードを入れ替えて写真加工ソフトを立ち上げて編集する・・・考えただけでも後回しにしたくなりますね。
これがアプリを使えばめんどくさい手間が省けるのです!
では早速やってみましょう!
3社のアプリを試してみる
まずは接続
カメラといえばやはりNikon CanonそしてSONYでしょう!(個人的感想です)
ということで、今回はこの3社のアプリを使用してデジカメ内の画像をiPhoneに取り込むまでをざっくりと紹介したいと思います。
使用した機材とアプリはこちらです。
メーカー | SONY | Nikon | Canon |
---|---|---|---|
機種 | α7s | D7200 | 80D |
アプリ | Play Memories Mobile | Wireless Mobile Utility | Canon Camera Connect |
公式の無料アプリをインストールして以下の端末で使用した感想となります。
使用した端末 : iPhone 6s Plus iOS10.1
それではまずカメラとアプリを接続してみましょう!色々な接続方法がありますが、iOSの場合カメラのアクセスポイントに直接つなぐ方法が簡単でしょう。
カメラの設定の中からwifi設定を有効にし、表示されたSSIDにiPhoneからアクセスし表示されたパスワードを入力するだけです!
例 : キャノンの接続方法
3社とも比較的に簡単に接続できました!
実際に撮影した写真をiPhoneに取り込む
無事接続が終わったので、撮影した画像をiPhoneに取り込んでみましょう!
まずはSONY
アプリ「Play Memories Mobile」を起動します。
続いてNikon
続いてCanonです
カメラ内の画像一覧を開き・・・
どうでしょうか?
一眼レフで撮影した画像もアプリを経由すれば簡単にiPhoneに取り込めてしまいます!
身近な人に送るも良し、SNSで全世界に公開するも良しです。
思ったよりもアプリの性能がよかったので各社のアプリの特徴と使い勝手をまとめてみました。
リモート撮影機能
NikonとCanonは先ほど取り込みに使ったアプリをそのまま使用します。
SONYはアプリは同じなのですが、起動方法が違いました!
SONYについてはこれでリモコンアプリが起動しました!
それでは3社のリモートアプリ基本画面をみてみましょう!
基本的な構成はほとんど同じですね。
ライブビューをタッチするとフォーカスポイントが移動します。
画面下部にあるシャッターアイコンをタップすると撮影されます!
リモート撮影機能としては十分なレベルです。
基本的な部分以外での違いをざっくり下の表にまとめました。
メーカー | SONY | Nikon | Canon |
---|---|---|---|
撮影設定の変更 | 可 ※カメラによって変更可能な項目が異なります |
不可 | 可 ※カメラによって変更可能な項目が異なります |
セルフタイマー | あり | あり | あり |
動画撮影 | 可 | 不可 | 可 |
画像をiPhoneに送る | 可 | 可 | 可 |
動画をiPhoneに送る | 可 ※動画形式による |
不可 | 可 |
【SONY】と【Canon】は撮影設定の変更が可能
これはリモートアプリとしては大きなポイントですね!
使用するカメラによって変更できる設定は違うのですが、シャッタースピードや露出補正などカメラに触れずにできるのは固定撮影の場合など重宝することが多いかと思います。
特に構図を決めた後などはできればカメラ本体には触れたくないですよね。
固定撮影での物撮りには同じ構図、異なる設定で撮ることは多いと思います。そんな時にも便利ですね。
下の図はCanon 80Dとアプリを接続した時の設定可能パラメーターです。
細いところまでいじれますね。
驚いたのはフォーカスリングまでいじれたところですね!
画面下の<<< << < > >> >>>このボタンでリングが調整できます。
矢印が多ければ大きく動き、小さければ少しだけ動きます。初号機もくっきり!
動画撮影も可能【SONY】【Canon】
最近は一眼レフカメラでの動画撮影も人気があります。これからもっと需要が高まる分野だと言われていますね。
録画中にもライブビューをタップすることでフォーカスポイントの変更が可能です。
上の動画は、Canon 80Dで動画録画中にフォーカスポイントをいじってみました。
フォーカスポイントが左の【アンダインさん】→【クマ】→再び【アンダインさん】と移っているのがお分かりかと思います。
1シーンの中でフォーカスを前後に動かすのは映画やプロモーションムービーなどでよく用いられる映像手法です。かっこいいですね。
カメラに触れなくても操作できるのがアプリを使用する醍醐味ですね。
いかがでしょうか。
せっかく撮った素晴らしい写真もHDDに溜めておくだけでは勿体無いですよね!
instagramやtwitterなど写真を手軽に公開できる手段がたくさんあります。
今まではそうしたサービスを利用するには一旦パソコンに画像を取り込んで小さいサイズにリサイズしたりする手間がかかりましたが、アプリを利用してiPhoneに画像を送ればリサイズされた状態で送られるのですぐにiPhoneのアプリを使ってSNSにUPできます。
あくまでもiphoneに送られる画像はリサイズされたものなのでオリジナルの画像は今まで通り、しっかりパソコンに保存しておきましょう!
カメラがあればアプリは無料です。
気になった方は試しにレンタルしてみてはいかがでしょうか。
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