2017.09.26 |
スマホが高性能カメラに!女子ウケ抜群 Osmo Mobileのご紹介
今回は手持ちジンバル(カメラスタビライザー)でおなじみ、DJIのOsmo Mobileをご紹介いたします。
最初は Osmo の簡易版かなと侮ってましたが、色々使ってみた上での感想としては基本的に別モノです。
スタビライザー機能がウリなのはもちろんですがコンセプトは
「女子ウケ抜群!スマホで簡単にスゴい画が撮れる!」
ではないかと思いました。
スタビライザーを始めタイムラプス、追尾撮影、長時間露光撮影など色々ありますが、今回は個人的にいいなと思った機能をピックアップしてご紹介したいと思います。
自動追尾撮影機能
対象を自動的に追尾してくれる機能なので一度対象を設定すれば勝手に本体と一体となったカメラが追尾してくれます。ちなみに全ての動画、静止画ともに専用のアプリをインストールして撮影しますが調べてみたところiPhoneの純正カメラアプリでも撮影はできるようです。
アプリのダウンロードは こちら(DJIのページへ)
まず画面左下にAFと自動追尾の切り替えアイコンがあるのでそちらをタップして緑四角の自動追尾モードに切り替えます。その上で対象をタップするかドラッグして対象を選択します。まず亀を追尾。
しかしどうやら被写体が小さいため警告がでます。
ただ後ほど実際に使ってみたところ警告がでてもきちんと追尾できることもあるようです。
ちなみに亀は動きませんでした・・・
今度は被写体を変えて鳩を追尾します。
追尾できました。
コメント
- 設定した鳩が羽を広げると対象を見失ってしまいます
- 顔以外の手や物体でも対象として設定できます
- OsmoMobile本体の可動域の限界を超えると追尾できなくなります
モーションタイムラプス
お次はモーションタイムラプス。
タイムラプス機能は大抵のカメラにありますが、モーションタイムラプスはカメラがパンやティルトなど動きながらもタイムラプス映像が撮れるといった機能です。詳しい説明よりも動画を見てもらった方が早いかと思います。
会社の屋上から撮りました。
コメント
- 撮影中は触らないようにしてください。少しのブレが結構仕上がりにヒビキます。
- 以前はこのような映像を撮るにはとてもハイスペックな機材が必要だったことを考えるとすごい革新的なガジェットだと思う。
パノラマ撮影
最後はパノラマ撮影機能です。
「180度」「330度」それと「3×3の9面」モードがあり、シャッターを切れば勝手に撮影して写真同士を接合して1枚の画像になります。iPhoneにもパノラマ撮影モードがありますがあれは撮影するのが結構難しいですよね。
撮れた写真がこれです。
コメント
- 手持ち撮影でもそれなりに撮れますが、きちんと撮るのであれば台座において固定すればほとんど接合部分は目立たなくなります。
また被写体によってはホワイトバランスによる影響のせいで継ぎ目がわかりやすくなってしまうことがあるようです。 - 面白い写真として、330度撮影は7回シャッターを切るのでその全てに上手く映り込めば分身したような写真が撮れます。
- 9面パノラマにしたからといっても解像度は上がらず、むしろiPhone7だと解像度が下がります。じゃあ何がいいのかといいますと、9面パノラマ撮影時わずかに角度をつけて撮影しているためにワイドに撮れます。
つまり狭い室内でワイドレンズがなくても撮影可能です。
総括
- 撮影はスマホ本体でするためOsmoと比べてもバッテリーの持ちは断然良い。
ただスマホのバッテリーの減りが早いのでそれは注意。 - スタンド等がなくても自立して欲しい。
追尾機能による自撮りやモーションタイムラプスを使うには固定する必要があり、別途Osmoベースという専用スタンドか三脚が必要です。
スマホという普段から持ち歩くものと一緒に使うので、なるべくかさばりたくない。
ベースがなくても自立してほしかった。 - できればもう少し小型・軽量化してほしかった。
スタビライザー機能を始め盛り沢山の機能はあるとはいえ上記のようにスマホありきなので全体的にコンパクトに収めて欲しかった。 - 値段も比較的手を伸ばしやすい価格帯で自撮り追尾撮影、SNS投稿したらウケが良さそうなモーションタイムラプス、その他面白い撮影機能の数々。
Osmo Mobileは女子のためのガジェットと言っても過言ではないと思います。