2018.07.04 |
抜群の安定性!完全自立式 ハンズフリー一脚
今回は、昨年新たに取り扱いを始めました、ビデオ用一脚Libec HFMP KITのご紹介です。
HFMP=HandsFree MonoPodの名の通り完全自立式、ハンズフリーで使用できる一脚となっております。
一脚といえば・・・
- ■軽量でセッティングが楽!移動しやすい。
- ■三脚に比べ設置に幅を取らない為、三脚が使用不可の場面でも使用できることがある
- ■流し撮りに適している
等々便利な点が多々ございますが、一つ、クリアできない難点がありました。
一脚は三脚と違い、自立しないという点です。
カメラやレンズやバッテリー交換をする際もいちいち寝かせて置いたり・・・
何か鞄から取り出したいだけでも、一脚を支えてる手を離せずモタモタ・・・
と、これは忙しい撮影現場ではなかなかの手間になります。
そんな手間をなくす為、HFMPは移動の多い現場の動きをとことんリサーチした上で開発された、『自立する一脚』です!
さっそく乗せましょう。
乗せているのは【Canon 5D Mark III(約950g)】+【24-70mm f2.8II(約805g)】=約1.75kgです。
これくらいなら余裕です。危うさも全然感じません。これはいいです。
主な仕様を見てみます。
最大搭載重量 | 4kg |
ティルト角度 | +90°/ -80° |
パン機能 | あり |
使用可能温度 | -20 ℃ ~ +60 ℃ |
重量 | 2.7 kg |
高さ | 87.5 cm~189.5 cm |
一脚段数 | 3段 |
脚ロック方式 | レバー式 |
ヘッド取付 | 3/8″ネジ |
パイプ材質 | アルミニウム |
パイプ径 (上段/中段/下段) | 34.0mm / 29.5mm / 25.0mm |
最大搭載重量4kgとありますので、もう少し重たいレンズを載せてみます。
【EF28-300mm F3.5-5.6L IS USM(約1,670g)】をつけて、総重量約2.6kgになりました。
しっかり自立しています!ふらつく感じもありません。
このまま立たせておいてレンズやバッテリーの取り換えができます。
普通の一脚ではありえないことです。非常に助かりますね。
(しかしながら、搭載重量は自立を保障するものではありませんのでご注意ください!)
組み立ててみます
組立はとってもかんたんです。撮影してみました。
慣れなくても一瞬でできそうですね。
移動やカメラチェンジの多い現場マンには大変おすすめです!
いいところたくさん
HFMPの足元です。
通常の一脚は地面と接地している個所が1点のみですが、こちらは3つの面で支えられています。
しっかり安定していながらも、三脚のように脚が傘型に開いているわけではない分、非常にコンパクトに設置することができます。
脚が広がっていないので、手元の作業を真正面からの角度で撮影したい時などに便利に感じます。
三脚の広がった脚だと自分の足とかさばり、抱え込むような姿勢になってしまいますが、これだと足元も手元もスッキリです。商品レビューの撮影などにもよさそうです。
高さは87.5 cm~189.5 cmの間で調節ができます。めいっぱい伸ばしてみました!
天井にも迫る高さです。混雑した中でもしっかり撮影できそうです。
しかも自立しています・・・・が、
この高さですとさすがに風や揺れがあると転倒の恐れがありますので、手は離さないようにしてください。室内なので安定してましたが一応急いで撮影しました・・・!
他機材との互換性
スライドプレートはManfrotto・ザハトラーに互換性があるので、他機材からの素早いセッティング変更が可能です。
デュアルヘッド仕様により、スライダーレールやドーリーへの取り付けも可能です!
外に出ましょう
使い方もわかったところで、さっそく試し撮りに出かけました。
私的に一脚といえば流し撮りでしょうということで、草野球にお邪魔してきました。
動作が軽くなめらかで対象を追いかけるのが非常に楽でした。
動くものの撮影には一脚はとても向いていると思います。
動画撮影に疲れてからはベンチに座ってゆるーく静止画の撮影をしました。
スムーズな動きにより撮りたい瞬間を逃しません!
座りながらの撮影にもめちゃくちゃ向いてます!
足元にも邪魔がなく体勢がすごい楽でした。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
コンパクトで高性能!三脚が使えないシーンでもこれなら場所を取らずに安定した撮影ができます。
運動会やスポーツの撮影にも大変おすすめですよ。
以上、完全自立式 ハンズフリー一脚 Libec HFMP KIT のご紹介でした。
今回使用した機材はこちら