2018.09.04 |
LEDライトVLP-9000X VLP-12500XP 何が違うの?
まずはこちらをご覧ください。
明るさが違うのが分かるでしょうか?
今回は、
「VLP-9000XとパワーアップしたVLP-12500XPの違い」を
テーマにご紹介いたします。
では、詳しく見ていきましょう。
それぞれの主な仕様
VLP-12500XP | VLP-9000X | |
光源 | 白色LED600個 橙色LED600個 |
高輝度白色LED 600個 |
色温度 | 約5000K~3200K範囲内 | 約5500K |
照度 | 約3000Lx/2m(中心照度) | 約25,000Lx/50cm 約6,300Lx/1m |
取扱説明書があるので、初心者でも安心
それぞれ取扱説明書を一部抜粋したものがこちら
比較する上での検証条件
・弊社ビルの屋上で夜21:00頃に撮影
・被写体として機材を梱包するプラスティック段ボールを置きました
・照明と被写体の距離は 約8m
・シャッタースピード:1/8、絞り:F3.5 、ISO:100 にて撮影
では、細かく比較していきましょう
今回は、1灯での比較をします。
まずは何も照明をつけていない状態がこちら。
「0%」
VLP-9000X と VLP-12500XP(白色のみ)の比較
「80%」
「99%」
ほとんど同じ明るさです。
VLP-12500XPの方が少し青い色味となっています。
VLP-9000X と VLP-12500XP(橙色のみ)の比較
「50%」
「80%」
「99%」
橙色LEDは温かな色味ですね。
明るさに関しては言えば、同じ数値でもVLP-12500XPの方が少し暗い印象です。
VLP-9000X と VLP-12500XP(白色+橙色)の比較
「50%」
「80%」
「99%」
明るさに大きな差が出てきました。
VLP-12500XPの方が多くのLEDを使用している分、
明るくなっています。
光源の違い
VLP-9000X 高輝度白色LED 600個
VPL-12500XP 白色LED600個 橙色LED600個
VLP-12500XPは、白色LEDと橙色LEDが単独で点灯し、
色が混ざるようなつくりであることが分かります。
より多くの色味を出すことが可能となっています。
フィルターを使用
どちらの機材にも、
光をやわらかくする「ソフトンフィルター」
色温度変更をする「アンバーフィルター」
が付属しています。
サイズの違い
※注意事項※
バッテリー駆動する場合
●VLP-12500XP
バッテリーは2個でも動作しますが、色温度5000K(白色)か3200K(橙色)どちらかの点灯になります。
バッテリー1個では点灯しません。
●VLP-9000X
バッテリーは1個でも動作しますが、明るさは半減します。
>どちらも「ソニー L バッテリー」にて動作します。
レンタルの際はバッテリーは付属いたしません。
必要な場合には、別途オプションとなります。
ご注意ください。
オプション:大容量追加バッテリー NP-F970
動作音
●VLP-12500XPには、冷却ファン動作音があります。
電源がONになっていれば、数値に関係なく動作音は同じ音量で聞こえるのが分かります。
●VLP-9000Xには、ほとんど動作音はありませんが、状況によってはファンの音が収録される可能性があります。
どちらも近くにマイクがあると、音を拾ってしまう恐れがありますので、テストしてからご使用ください。
スタンド装着時の違い
「ダボ」と言われる、灯体とスタンドを接続するアダプター形状の違いにより、それぞれ出来る動きが異なります。
VLP-12500XPは、
横への動きのみ。
横への動きに加え、
縦の動きにも対応。
VLP-9000Xは、より多くのシーンに合わせて動かすことが可能です。
※記事を書いている際は上述のとおりでしたが、VLP-12500XPにも雲台を付属しましたので、縦の動きに対応しました!
VLP-12500XPにはパワーアップした便利機能が追加
本体操作でも連動動作が可能
同じチャンネル(ch)にした灯体と灯体で、リモコンのように1台の操作で、複数台の操作が可能となります。
点灯状態(調光)を記録
SETボタン長押しにより、表示が2回点滅。
その時の点灯状態を記憶できます。
SETボタンを1度押すと再生されます。
1メモリのみの記憶ですが、何度でも変更可能です。
まとめ
VLP-9000XとVLP-12500XPの比較をしながら
その違いをご紹介いたしました。
明るさの違い、色味の違いがありますので、
それぞれの特徴を生かして、
撮影や展示などシーンに合わせてお選びください。
レンタルはこちらから
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