NEX-FS700+AXS-R5による4K撮影のメリット・デメリット

今回は、映画撮影にも使える組み合わせ、NEX-FS700とAXS-R5の組み合わせをご紹介したいと思います。

■4K撮影のメリット
まず最初に、FS700とAXS-R5による4K撮影のメリットについてお話させていただきます。
兎にも角にも、やはりまずはその画質に注目したいと思います。
通常のFS700ですと、SDカードにAVCHD記録の為、8bitという狭い階調で記録されカラーグレーディングへの耐性もあまりありません。
一方、AXS-R5によるRAW記録ですと、16bitの広い階調で記録され、カラーグレーディングをしてもほぼ破綻することがありません。

また、AXS-R5による4K記録は、4096×2160(1.90:1)という高解像度で記録されます。
この解像度はDCIという団体が定めた映画用の規格であり、DCI4Kやフル4Kなどと呼ばれています。
弊社でもレンタルしているFDR-AX1では、3840×2160(16:9)という解像度で記録され、こちらはITUという団体が定めた放送用の4K規格になり、UHD(Ultra HD)と呼ばれることが多いです(横解像度が4K=4,000に満たない為)


これだけ高解像度で撮れるということが、どういうメリットをもたらすかというと、まず、4Kから1920×1080にリサイズすると、画のサイズが圧縮されることにより解像感が増します。
また、多少ポジションがずれた状態で撮影してしまったとしても、後から編集で直しても劣化しません(FullHDなどにダウンコンバートする場合)


ここで、AVCHDのFullHDと、4Kのそれぞれの画像を比較してみましょう。

nex-fs700-axs-r5_1.jpg
[画像1]AVCHD等倍(1920×1080)

nex-fs700-axs-r5_2.jpg
[画像2]4K等倍(4096×2160)※約2MB

このように、等倍で見てみても4Kの方が解像度が高いにもかかわらず、シャープネスや色乗りなどAVCHDに比べて圧倒的に優れていることがわかります。
逆にAVCHDの方は、圧縮率が高い為かぼやけているように見えてしまいますね。

 


次に、拡大して画角を合わせた状態で比較してみましょう。

nex-fs700-axs-r5_3.jpg
[画像3]AVCHD200%拡大

nex-fs700-axs-r5_4.jpg
[画像4]4K→1920×1080にトリミング

このように、同じ画角に合わせてみるとその差がはっきりすると思います。
また、拡大のパーセンテージを見ればわかるように、4KはFullHDに比べて縦横2倍の解像度を持っている為、先に説明したように最終的な出力がFullHDであれば上の画像のようにスケーリング無しでFullHDの200%拡大した画角まで劣化なしでいけます。

 


■4K撮影のデメリット
次はFS700の4K撮影におけるデメリットを説明したいと思います。
まず、とにかくファイルサイズが大きいです。
どのくらい大きいかというと4K/60Pで付属の512GBのカードに24分しか撮れません。大体1秒あたり300MB前後ある計算になります。
なので現場にてカードをコピーするストレージ等が必須になるかと思います。


次に、フォーカスが非常に難しいです。
4Kという超高解像度の為、カメラモニタでフォーカスが合ってるように見えても編集の際に等倍で見てみたらフォーカスがずれていた、なんてことが起こります。
なので、撮影の際は大型のモニタでフォーカスの確認をすることをオススメします。

以上で、FS700の4K撮影によるメリット/デメリットをご理解いただけたでしょうか。
映画撮影にもばっちりのNEX-FS700とAXS-R5、ぜひご利用ください。

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