TS.E 24mm 3.5L シフトレンズって何?

今回は Canonの TS.E 24mm 3.5L を使用してシフトレンズを紹介します。 シフトレンズって聞いたことがあるけど何が出来るレンズなの?って方はぜひ読んでください!

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シフトレンズはレンズの光軸と撮像面を意図的にずらしたり(シフト)、光軸を曲げて傾けること(ティルト)が出来るレンズです。
「シフト」「ティルト」の効果については文面だけではわかりにくいので、撮影例と一緒に説明します。

まずレンズを水平に移動する「シフト」の動作では、高層ビルを見上げて撮影した際に、上方が細くなる歪み(下記写真の中央)を補正することができます(写真右)。
また、鏡など真正面から撮影すると映り込んでしまう状況で、カメラや撮影者の映り込みを防ぐことができます。

シフトによるビルの補正例

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レンズを斜めに移動する「ティルト」の動作では、ピントの合う範囲を調整することで、画面全体にピントを合わせたり、被写界深度の極端に浅い写真を撮影することができます。
被写界深度を調節することでミニチュアのように街並みを撮影することが出来ます。

最近だとミラーレス一眼やスマートフォンカメラアプリなどでジオラマ撮影が手軽に出来ますが、シフトレンズを使用して自分自身で細かく位置や設定を変えて、ミニチュアの街並みを撮影するのも新鮮ですね!

ティルトで被写界深度を調整した撮影例

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シフトレンズとはどんなものかわかっていただけたでしょうか?
次はシフトレンズの注意点をいくつか説明します。

シフトレンズで自動露出モードが使用可能なのは「シフト」「ティルト」の量がゼロの状態の時だけです。
「シフト」や「ティルト」の状態で、自動露出を使用すると最高1絞り程度の誤差がでてしまいます。
露出はマニュアルで自分自身で調整しなくてはならないので注意が必要です。
また「シフト」の量が多くなると周辺光量のアンバランスさが目立つ可能性があります。
絞り込んで撮影することで多少は改善可能なので、三脚を使用して撮影するのがベストですね!

最後にレンズ方向を90度変えられる便利なレボルビング機能の説明です。
レボルビングによって、上下に「シフト」していたものが横方向への「シフト」になり、横方向への「ティルト」が上下の「ティルト」に変わります。

使い方はかんたんです。レンズをカメラに装着して「シフト」「ティルト」がゼロの状態にし、ロック解除ボタンを押してレンズを90度回転させるだけ。

縦撮影のビルの歪み補正時には必須機能になります!

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通常状態

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レボルビング操作後

歪み補正・映り込み防止・ミニチュア撮影などシフトレンズ1本でいろんな事ができます!
マニュアル操作が多いのでカメラやレンズの構造を勉強するのにピッタリなレンズです。ZEHIレンタルしてみてくださいね!

TS.E 24mm 3.5L レンタル

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